2022年の全国高校野球選手権大会(甲子園)で、優勝候補と言われていた大阪桐蔭に勝利して話題になっている下関国際高校野球部。
下関国際高校野球部は無名で荒れていた時期もあったのですが、坂原秀尚監督就任で全国レベルにまで成長しました。
そして2022年の夏の甲子園で決勝まで勝ち進んでいて注目の的となっています。
そんな下関国際高校野球部は、指導がかなり厳しいと言われています。
どのような厳しい指導がなされているのでしょうか。
また、下関国際高校野球部について調べると「かき氷」というワードが出てきます。
どうやら坂原秀尚監督が関係しているようですが、どういうことなのか気になります。
今回は、
下関国際高校野球部の厳しい指導
下関国際高校野球部坂原秀尚監督のかき氷エピソード
についてリサーチしました。
下関国際高校野球部の厳しい指導まとめ!
下関国際高校野球部が厳しい指導と言われているのは、以下のような理由があるようです。
■指導が厳しいから部員が激減
■練習時間が長い
■練習以外の生活面でも厳しい
■勉強に対しても厳しい
指導が厳しいから部員が激減
下関国際高校野球部に坂原秀尚監督が就任した時、野球部員が1人にまで減ってしまいました。
というのも、以下の記事にも書いていますが、下関国際高校野球部は部員による集団万引きが発覚したりと、かなり荒れた状態だったのです。
そこへ、下関国際高校野球部を立て直そうとする坂原秀尚監督が就任したことで、これまでの練習から厳しい指導に変わりました。
下関国際高校野球部坂原秀尚監督は練習のことだけではなく、マナー面も厳しく指導されています。
そのため、これまでいた部員が鬱陶しがってどんどん辞めてしまったので、周囲には「厳しい指導」と言われてしまったのでしょう。
練習時間が長い
下関国際高校野球部は、過去には朝5時に起きて朝練をしていました。
この朝練は自主的にではなく半強制でした。
「自主的参加」にして参加を待ってしまうと3年間が終わってしまうという坂原秀尚監督の考えがあったからです。
半強制です。自主的にやるまで待っていたら3年間終わっちゃう。
引用:日刊ゲンダイ
また、放課後の練習もかなり長い時間しています。
下関国際高校野球部の練習が終わって学校を出るのは21時ぐらいになります。
日によっては23時ごろまで練習をすることがあるのだとか。
練習が時間が長いため「厳しい」と言われているのかもしれません。
ちなみに、現在は下関国際高校野球部の朝練は廃止されて、睡眠時間に充てています。
さらに、夕食後の練習は主にウエイトトレーニングの時間となっています。
こうすることで部員の成長に効果があったようです。
午前5時からの朝練を廃止し、部員の睡眠時間に充てた。夕食後は外部からトレーナーを招いてウエートトレーニングに力を入れた。
背番号1の左腕・古賀康誠(3年)と、決勝戦では4失点されながら完投した背番号6の仲井慎(しん・3年)は、球速が以前より約10キロ増えて140キロ台を叩き出すなど、効果があったという。
引用:スポニチAnnex
練習以外の生活面でも厳しい
下関国際高校野球部の坂原秀尚監督は練習以外の生活面でも厳しく指導しています。
■携帯電話は入部時に解約
■炭酸飲料NG
■飲んで良いもの:水、牛乳、果汁100%のジュース、スポーツドリンク
■買い食いNG
などなど、下関国際高校野球部には生活面でのルールも多くあるから「厳しい」と言われている可能性もあります。
勉強に対しても厳しい
下関国際高校野球部の坂原秀尚監督は、「文武両道なんてありえない」という発言をして話題になったことがありました。
僕ね、『文武両道』って言葉が大嫌いなんですよね。あり得ない(中略)
『一流』というのは『一つの流れ』。例えば野球ひとつに集中してやるということ。文武両道って響きはいいですけど、絶対逃げてますからね。東大を目指す子が2時間の勉強で受かるのか。10時間勉強しても足りないのに
引用:日刊ゲンダイ
この「文武両道はありえない」発言をした当時は世間から批判の声が上がっていました。
監督のおっしゃることは、ある意味正しい。ただ、自分の子供を預けようとは思わない。 「文武両道あり得ない」下関国際・坂原監督が野球論語る(日刊ゲンダイDIGITAL) – Yahoo!ニュース https://t.co/ZVZVlrhjwW @YahooNewsTopics
— 吉野 勝彦 (@kodosemi) August 12, 2017
こーいう「世間の狭いバカ」に指導された子供たちが気の毒でならない。→「文武両道あり得ない」下関国際・坂原監督が野球論語る(日刊ゲンダイDIGITAL) – Yahoo!ニュース https://t.co/W26VIsprnP @YahooNewsTopics
— 赤井蝋燭 (@RedCandle12R) August 14, 2017
ですが、下関国際高校野球部坂原監督の「文武両道ありえない」発言に同意する方も多くいらっしゃいました。
下関国際決勝進出おめでとうございます。
坂原監督の「文武両道はありえない」等の独自の野球観が好きで今年も応援していました。
決勝も強かかつ大胆な野球を期待します!応援してます!— 🐅🐯🐎 (@hanshin_torao) August 20, 2022
坂原監督好き過ぎる。
文武両道はありえないってのも俺凄い共感できるんだよな。ほんとにすごいやつじゃねえと何かを捨てねえと何かはえられねえ。— なぎお (@KqDFIs5l8oyPRs6) August 20, 2022
2022年の夏の甲子園で決勝まで勝ち進んだことで、下関国際高校野球部坂原秀尚監督の「文武両道ありえない」発言の意味が認められたのかもしれません。
ちなみに、「文武両道がありえない」からと言って、下関国際高校野球部坂原秀尚監督が勉強を疎かにしているわけでは決してありません。
むしろ、ちゃんと勉強もしないと下関国際高校野球部の部員は練習させないようです。
僕自身、一教員であり、生徒たちは野球選手である前に一学生です。授業中に居眠りをしたり、課題を提出しないといった姿勢は論外ですし、そういった行動をとった部員は練習に参加させません。
引用:Web Sportiva
学生にとって授業を受けるのは当然のことであって、目の前のやるべきことに全力で取り組む大切さを、下関国際高校野球部坂原秀尚監督は教えているのです。
下関国際高校野球部坂原秀尚監督のかき氷エピソードとは?
下関国際高校野球部について調べると「かき氷」というワードが出て来ますが、これは坂原秀尚監督の「かき氷を食べるのは許さない」という発言があったからでした。
三本松さんの選手、甲子園(球場)でカキ氷食ってましたよ。うちは許さんぞと(笑い)。
引用:日刊ゲンダイ
そして何故かかき氷を食べていない下関国際高校野球部が「かき氷国際」と呼ばれるようになったのです。
ですが、今や若干ネタになっている印象もあり、「かき氷国際」として応援する声が多数上がっています。
かき氷国際勝ったああああ!!
まじで大阪桐蔭に勝ったのすごい!!— 蕩゚ (@sasazuka_15) August 18, 2022
かき氷を食べに
えびす餅(北九州市八幡東区)へ
ここのかき氷は北九州での夏には欠かせません。
生レモンは爽やかでとても美味です。
かき氷を食べて明日の下関国際の
勝利を祈ります。#かき氷 #かき氷国際 #甲子園 pic.twitter.com/V9jKJr39sF— 散策好き@山大生 (@HNcDg7dP167Oh8q) August 21, 2022
また、2022年の夏の甲子園で下関国際高校野球部が優勝したら、ご褒美にかき氷を食べさせてあげて欲しいという意見もたくさん見られました。
かき氷国際ここまで来たら優勝して思う存分かき氷食ってほしい
何ならシロップは炭酸ジュースにしよう— シャーリーン (@Rosariofan69) August 20, 2022
未だにかき氷国際とか呼ばれてるのマジで笑う。優勝したらかき氷食べさせてあげてくれ
— 遊歩太郎 (@mymy_knd) August 18, 2022
下関国際高校野球部は優勝して、たらふくかき氷を食べられると良いですね!笑
まとめ
下関国際高校野球部の厳しい指導や、坂原秀尚監督のかき氷エピソードについてまとめました。
下関国際高校野球部の指導は昭和の時代を彷彿とさせるような厳しい指導です。
ですが、下関国際高校野球部の部員たちは監督を信頼して厳しい指導に耐えているからこそ、ここまで強くなったのでしょうね。
また、下関国際高校野球部坂原秀尚監督のかき氷のエピソードは賛否両論でしたが、今回の甲子園の結果で、世間にも認められたようです。
2022年の甲子園決勝ももちろんですが、今後の下関国際高校野球部の成長がとても楽しみですね。